ふぞろいの林檎たちとは

トップ > ふぞろいの林檎たちとは

 1983年に放映が開始されたTBS TVドラマ シリーズ「ふぞろいの林檎たち」。“ふぞろいの林檎”とは、出荷前に選り分けられ、店頭に並ぶことができなかった規格外のリンゴのこと。そんなリンゴのように、社会の中でおちこぼれの部類に入れられてしまう登場人物たちの青春を、人間味あふれる描写で紡いだのが、この「ふぞろいの林檎たち」だ。当時問題となっていた学歴差別をメイン テーマに、就職、恋愛などのあらゆる苦悩をシビアに表現したこのドラマは多くの同世代の若者、青春時代を通過した大人たちなど幅広い層から共感を得て、大ヒット作となった。

 登場人物それぞれが持つコンプレックスや欲望、焦燥感……、演技派俳優たちが演じる“マジでカッコわるいふぞろいなものたちの青春”と“リアリティーある欲求の描写”は、今見ても自然な人間らしさが感じられる見ごたえのある内容だ。放送を重ねるごとに話題を呼び、シリーズ化され、パート4まで製作。時代を超えて人々の心の中に残る名作である。

 四流大学に通う3人の青年、仲手川良雄(中井貴一)、岩田健一(時任三郎)、西寺実(柳沢慎吾)。彼らは女子大生と知り合いたいという理由から“ワンゲル愛好会”を企画する。それをきっかけに、お世辞にも美人とは言えないぽっちゃりとした東洋女子大生・谷本綾子(中島唱子)、美人の看護学生・水野陽子(手塚理美)と宮本晴江(石原真理)に出会う。

 社会的な価値観では負け犬と見なされてしまう登場人物たち。それが故に彼らがついてしまう嘘、そのために味わう理不尽な屈辱と成長を描きつつ、彼らの生き方の中にこそ、当時の社会の真実があるのではないかと問いかける物語だ。

「ふぞろいの林檎たち」の仲手川が登場するモンカフェ新CM「一杯のわたし。」

 25年前に誕生したモンカフェと、時を同じくして誕生した大ヒット ドラマ「ふぞろいの林檎たち」。公開中の新CMでは「ふぞろいの林檎たち」で主演を務めた中井貴一さんを迎えて「一杯の、わたし。」をテーマにしたストーリーが繰り広げられている。

 中井さんが、落ち着いた雰囲気を醸し出しながら自分のための一杯を淹れる。そして、モンカフェならではの深い味わいをじっくりと楽しむ。そんな、ひとときにふと思い出すのは25年前の自分。まだ世間知らずだった過去の自分と会話しながら、若かったあの頃へと思いを馳せる。

 その回想シーンに使用されているのが「ふぞろいの林檎たち」の映像だ。若さゆえに焦り、悩む主人公、仲手川(中井貴一)と中井さんが交わす言葉の数々は、どの年代の人々にとっても心を打つストーリーに仕上がっている。CMに登場する「大人はゆっくり幸せになる」の一言も、未熟な青年期から25年経った今だからこそ、実感できるもの。まるでモンカフェをじっくり淹れる時間のような、ゆったりとした“余裕”こそが、幸せなひとときなのだと語りかけているかのようだ。

CMギャラリーへ
  • CM情報
  • CMメイキング
  • インタビュー
  • “ふぞろいの林檎たち”とは
  • キャンペーン応募受付は終了しております。